ドッグフードで毛並みが良くなるの？

人の健康状態を見るのに顔色が有効であるように、犬の健康状態は皮膚の状態や毛並みでわかります。
健康なワンちゃんは毛のツヤがピカピカして美しいもの。
毛並みを整えるには外部からのアプローチと、内面からの２通りの方法があります。

まずは外側からのアプローチ、ブラッシングとトリミングです。
ワンちゃんは人間のように毎日シャンプーをする必要はないのですが、やはり放っておくと毛がからまったり、ぱさついたりします。
特に長毛種のワンちゃんになると、抜け毛のケアも必要です。

そして内面からのケアですが、犬の毛は、主にタンパク質からできています。
ブラッシングしているのに毛並みがぱさついたり、色があせたりちぢれたような毛が増えてきたら、それはタンパク質不足が原因かもしれません。
とはいえ量は変わらず食べているのであれば、タンパク質の成分に問題があると考えたよいでしょう、つまり、ワンちゃんの現状にドッグフードが合っていないのです。

今までと同じ種類なのにどうして、と思う方もいるかもしれませんが、ワンちゃんも年齢によって多少体質が変化します。
今までよりワンランク上のものや、グレインフリーと呼ばれる穀物不使用のドッグフードに切り替えてみて下さい。
また、肉だけでなく、魚を原料にしたドッグフードを与えると、肉と魚に含まれている脂肪酸のバランスが良くなり毛ヅヤがよみがえったりします。
毛並みが悪くなるのはワンちゃんの健康面の乱れでもあるので気がついたら放っておかず、すぐに食生活を改善してあげて下さい。