ワンちゃの年齢とフードの関係は？

愛犬家のみなさんにとって、悩みのひとつに食べ物があるのではないでしょうか。
大切なワンちゃんに、おいしいもの、身体によいものを与えたいと考えるのはすべての愛犬家に共通の思いのはずです。
人間にとって食事が大きな意味を持つのと同様に犬にとっても食事はとても大切なのです。

ペットフードの売り場に行くと、多くの種類のドッグフードでは年齢別に数種類のものが並んでいますね。
人間も生まれたばかりの時と成長期、大人になってから、そして年齢を重ねてきた時とは食べるものが変化してきます。
身体の成長に伴って必要とされる栄養分が変わってくるのですから当然のことです。
そう考えると、犬も同様に年齢によって食べるものを変えるべきなのかもしれません。

必要なカロリーも異なるのですから、誤ったドッグフードを与えると、肥満や病気のもとになるおそれもありそうですね。
一方で、もともと犬は年齢によって食べるものを自ら変えることはない、ただ食べる量で調整しているのだという考え方もあります。
年齢とともに消化吸収の能力が劣ってきても、長く噛むことでそれに対応しているともいわれます。
どちらかが間違っていて、どちらかが正しいということはなかなか難しいことでしょう。

年齢別にフードを変えるべきかを考えるということは、今の犬の状態にいちばん求められているものを与える方法を考えるということでしょう。
たとえ同じ犬種でも年齢のわりに運動量が多い犬もいれば、若いけれど食が細いワンちゃんもいるのです。

それぞれのワンちゃんに何が必要なのかをじっくり見極めることが一番大切なことなのですね。